目次
概要
『植物道楽研究会』の池竹則夫さん・行平紫乃さんのガイドで、森の中の植物や山の現状を学びながら、現地の環境改善や整備(メンテナンス)を行います。
参加者みんなで整備した場所の植生が、今後どのように変化していくか、講座や作業DAY(1ヶ月おきに開催予定)で定点観測していきます。
>>2022年3月に行われた講座の様子はこちら↓をご覧ください。
作業場所について
作業場所は、山の谷間にある広場とその周辺です。
昔は田んぼが営まれていた場所で、山の水を上流から下流へ通すための開渠やため池が、昔の人の手で作られていました。
しかし、山の担い手不足や高齢化により手入れが追いつかなくなり、当時の姿形を残しつつも機能がなくなっています。
「森で遊んでもらうことで、森の現状を知ってほしい」
「この地域(山や森)を、美しく綺麗で(土砂)災害に強いところにしたい」
山主さんの想いから、数年に渡り、有志で集まった人たちの手で間伐や整備が行われ、子どもたちの遊び場や大人の活動場所として使われています。
しかし、広場の周りを通っている開渠や沢に詰まりがあるため、水が上流から下流へスムーズに流れることができず、水はけが悪くなっています。
ここを改善することで、人がより集まり、遊びやすい場所になっていくと思われます。
また、その場所に生える植物も変化し、開渠や溜池の機能が回復していくことで様々な生き物も戻ってくるはずです。
環境改善の作業は、子どもや女性でも、小さな力でできます。
作業後の現地の変化をみんなで感じながら、自然や森の学びを深めていきましょう!
当日の作業内容
- フィールドワーク(現地に生えている植物の現在・過去・未来、ヒトと植物の関わりなど)
- 山の入り口から広場までの沢整備(枝木や岩など既存物の取り除き、水の流れ道を作る、点穴を掘るなど)
- 土留めを用いた人の通り道の整備
※当日の参加者や現地の状況により、作業内容は変更する場合があります。
>風の森学び舎についてはこちら↓をご覧ください。
作業DAY詳細
- 日時:2022年4月23日 (土) 9時半スタート〜15時終了予定
・9時から受付開始です。
・15時終了予定ですが、ご自身のご予定や体調に合わせて部分参加も可能です。 - 開催場所:JR中央本線藤野駅より徒歩15分
・個人宅の住所を含むため、集合場所など詳細は参加者へ個別にお知らせします。
・現地の駐車スペースに限りがある為、車でお越しいただく方が多い場合は、乗り合いや藤野駅付近の駐車場利用を事務局より相談させていただきます。 - 参加費:1,000円〜4,000円/人
・スライディングスケール方式で、当日イベント終了時にご自身の満足度を鑑みてお支払ください(詳細は当日改めてご説明いたします)。なお参加費には保険代を含ませていただきます。
・作業で多くの資材を使うため、当日ドネーションにご協力いただける方はお願いいたします。 - 申込方法:↓をクリックしてフォームへご入力の上お申し込み下さい。
・藤野駅で、電車での参加者をピックアップできる方は、申し込みフォームにてお知らせください。
- 持ち物:汚れてもいい服装と靴(長靴など)、軍手、移植ごて(小さなシャベル)、ノコギリ鎌、剣スコップ、帽子、着替え、タオル、防寒具、雨がっぱ、虫除け、かゆみ止め、マイカップ、昼食、飲み物、休憩や昼食時に使うレジャーシート
・藤野駅周辺にお店が少ないため、昼食は事前に調達しておくことをお勧めします。
・移植ごては必ずご持参ください。ノコギリ鎌や剣スコップ、ツルハシやミツグワは、お持ちであればご準備いただけると作業がさらに進みます。
・ご自宅に落ち葉や枝葉があればお持ちください(作業で使うため、捨てるようでしたら持参いただければと思います)。 - ナビゲータ:植物道楽研究会 池竹則夫さん、行平紫乃さん
- 主催:NPO法人ふじの里山くらぶ
- 協力:森のイノベーションラボFUJINO『森の再生プロジェクト』
- お問い合わせ(事務局):info@fujino-satoyama.com
その他
- 参加当日に体調が優れない場合は直前でも結構ですのでキャンセルのご連絡をお願いいたします。また、参加中に体調の変化を感じられた場合も、無理をなさらずスタッフへお声がけください。
- 現地での作業時は、できるだけ他の方と1〜2mの距離をお取りください。
- 共用の道具を使用される場合には、軍手の着用をお願いいたします。
- 作業場所には簡易トイレを設置していますが、ご不安な方や必要な方は個別に簡易トイレをご持参ください。
- 小さいお子様の参加も可能ですが、お子様の安全管理はご家族にて責任もってお願いいたします。