[レポート]2/17(土) 風の森学び舎〜ゴルフコースの水脈整備

昨年(2023年)秋からコツコツと続けてきたゴルフコース西側、際の部分の水脈整備。

今回はその続きに着手しました。

まず、水脈を伸ばす方向の風通し改善から。

竹が繁茂していたので、目通しが効く程度に抜き、それらを水脈の資材として用いることにします。

やりすぎないように、ほどほどを意識します
やりすぎないように、ほどほどを意識します

風通し作業を行なったあとは、2チームに分かれて、水脈掘りと斜面地の小さな点穴づくりです。

斜面に沿ってコースが設計されており、斜面変換部分へ水脈や点穴を入れられればベストですが、プレーヤーの通行の妨げや怪我につながる恐れがあるためにこれらの処置ができず。

斜面に水が縦に浸透していくきっかけとして、グリグリと縦にあけれるだけ穴をあけ、そこに炭を入れていきました。

斜面にカナデコ、ロングマイナスドライバーで穴あけ→炭入れ
斜面にカナデコ、ロングマイナスドライバーで穴あけ→炭入れ

水脈は剣スコップとツルハシで手掘り。

蛇行させながら掘り進めます。

ツルハシでガイドし、剣スコップで掘っていきます
ツルハシでガイドし、剣スコップで掘っていきます

数メートル間隔で、ダブルスコップを使って点穴を掘り、竹炭→枝や竹の順に水脈へ敷き込んでいきました。

水脈へ資材をしがらませながら敷き込み
水脈へ資材をしがらませながら敷き込み

先日の雪で竹や枝がいたる所で折れており、従来はこれらはゴミとして廃棄されるか、山の斜面に投げ入れられてしまいますが、今回は水脈の資材としてほとんどのものを使うことができました。

作業前は乱雑な状態でしたが、水脈に敷き込むことで全体がスッキリと仕上がった感じです。

作業を終えて全体を見渡し中
作業を終えて全体を見渡し中

次回は3月8日(金)、風の剪定講座です。

大地の再生 関東甲信越の方を講師にお招きし、コース内の低中高木それぞれの剪定方法をレクチャーいただき、実践を通して学ぶ、講座形式のものとなります。

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