[レポート] 9/30(土) 風の森学び舎〜風と緑のフィールドづくり

風森〜風と緑のフィールドづくり、今回は終日ふじのマレットゴルフ場での作業を行いました。

9時過ぎから雨が降り始めましたが、予定通りスタート。

西側コースの端に水脈を通す作業です。

事務所から西側コースに向かう途中、カシノナガキクイムシが穿入しフラスが出ている木と、ナラ枯れしてしまった木がありました。

カシノナガキクイムシによるフラス
カシノナガキクイムシによるフラス

こちらの枯れてしまった木はコースに隣接しているので、今後の処置を検討中とのこと。

紫色に見える木が枯れてしまった木
紫色に見える木が枯れてしまった木

西側の一番端にある登り斜面のコースは、大雨の度に川ができてコースが削られています。

もともとフラットだった地面がV字の形状になってしまったようです。

雨が降り出して20分ほど経過したところでしたが、この部分だけ水が染み出しています。

この部分だけ水が染み出し、大雨のときは川になります
この部分だけ水が染み出し、大雨のときは川になります

本日の作業場所はこちら。

仮説トイレがあり、日陰なので休憩場所として利用されているようですが、ジメジメしていて蚊がたくさん飛んでいます。

作業場所

プレーヤーの歩行の邪魔にならない場所を選びながら、水脈を掘り、ところどころに点穴を入れていきました。

水脈を掘ったところ
剣スコップで掘ったところ

篠竹が群生しており、剣スコップで地面を掘ると細かい根が層のようになっていました。

5〜10センチほど掘ると土のみの層に変わりますが、この部分の土は水気がなくサラサラ。

10センチほど掘った先の土はサラサラで水気がありません
10センチほど掘った先の土はサラサラで水気がありません

表面は常に湿っぽいのに、中は乾いている=水が土中に浸透していないということ。

今回の水脈と点穴が、土中に水と空気を浸透させていくきっかけになれば良いです。

コース内で伐採した枝をしがらませ、刈り取った草でグラウンドカバー
コース内で伐採した枝をしがらませ、刈り取った草でグラウンドカバー

コース内で伐採された枝をしがらませながら水脈と点穴へ入れ込み、水脈のまわりは土が剥き出しのままにならないよう、コース内で刈り取られた草をグラウンドカバーに用いました。

トイレのまわりはこんな感じです。

水脈を入れたトイレのまわり
水脈を入れたトイレのまわり

水脈を作りながら、周囲の篠竹を刈って風通しの改善も行っています。

仕上がり後の風景は、どこかスッキリ、さっぱりとした印象に。

作業した人たちが一様にそんな感覚を持ちました。

本日の作業はこれで完了。

ふじのマレットゴルフ場の次回作業DAYは2023年9月28日(土)です。

水脈作りの続きと、コース内に無数の小さな点穴を入れていきたいと思います。

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