3月の小渕の山作業DAYは、前回に引き続き登山道の整備を行いました。
[レポート]風の森学び舎〜登山道の整備(水脈と土留め)
小渕の山の環境整備、3月で丸2年となります。 これまでの2年間は開けた広場を中心に、その周辺の風通し改善や水脈づくりを行ってきました。 当時は広場から奥の方(北側…
道具や資材を運び上げ、まずは作業現場の様子を確認します。
前回、斜面に土留めを入れたところ。
ここの斜面変換線に水脈を入れていきます。
落ち葉の下は土が少なく、細かい根が絡み合っており、剣スコップや三角ホーが刺さりにくい状態。
斜面も急な中、少しずつ溝を掘っていきました。
資材は周辺に落ちている枝と、周辺に繁茂している篠竹を利用。
今回は登山道の両サイドに水脈を掘り、カーブの弧の部分に点穴を入れてみました。
また、登山道のちょうど真ん中がV字に削れており、そこが雨のたびに地面を削っているように見えたので、斜めに溝切りをし、抵抗柵のように丸太を入れ、少し平らに均してみました。
作業で何度も往復したことで裸地となってしまったところにグランドカバーをして仕上げです。
今後の場の変化を見ていきたいと思います。
この水脈整備の傍ら、土がこぼれ落ちてきていたところに土留めを。
竹炭を作るときに焼いた焼き杭を使いました。
今回整備した場所をさらに上に登ったところは、両サイドが篠竹に覆われて鬱蒼とした状態。
作業時間が十分に取れなかったため、枯れていて手で折れるものを集め、全体的に風が通るように間引きをしました。
次回以降、手入れを続けていきたいと思います。